年金なにやってんの?

 年金ってなんなの。
 代議士も払ってないみたいだし。それで人に払えってなんなのだろう。

 とはいえ、かくいうわたしも、学生の頃は父に任せきりだった。父の、

 「はらってる」

という言葉を信じていたら、ある日、役所から呼び出しがあった。払ってないから、どうにかしろという。修士の頃は経済的にも苦しくて、小遣いから払う余裕なんてなかった。博士課程になってしばらくして、ようやく払えるようになったが、2年までしかさかのぼって払えず、未納期間が出来てしまった。父ながら、金に関してはこの人は信用ならないなと思ったものだ。

 だから、うっかりしていたのを含めると、年金が全部きちんと払えないっていうのは、現実には結構あることなんだと思う。
 しかし、思うのは、なんで国民年金は2年間しかさかのぼれないのだろう。いろいろズルをする余地があるのかもしれないけど、わたしからすると、この未納期間は自分にとっての汚点だと思っている。できたら払いたいのだけれど…。未納3兄弟の皆さんを始めとして、そういう人って結構いるんじゃないか。
 金がないとか言っておきながら、さかのぼって払わせないって言うのはなにか矛盾しているように思う。一方、厚生年金や共済年金になったら、天引きだから逃げようがない。

 まあ、あんまり年金については詳しくないからこれ以上コメントしないけれど、人様から金をとるってのはお上といえどもなかなか難しいんですね。全部税金にしちゃえば、北欧のようになるんだろうけど、申告制にすると現実にはいろいろあるんだろうな。株での利益も申告制から特別口座からの源泉徴収になってきたし。ああ、クロヨンの悲哀…。だからって消費税がいいとも思わないが…。

 金に関しては、人を信じちゃいけないってことだろうね。「人に金を貸そうなんて思うな。」っていうのは、投資が盛んな時代には逆行するようにも思うけど、社会性を持たない大人じゃない個人には常に真理なんだと思う。

 お家で奥さんに甘えたりするのは勝手だけど、それを社会的で公共的な場でするのは恥ずかしくないのかな。それと同じ意味なんだと思うんだけどね。そういう場の雰囲気を理解しない人が増えているのかもしれない。いやそうじゃなくて、昔からなんだろう。ただ、大人の意見がある程度通るようになってきたのかもしれない。でも、勝手に自分の中で意味を作ってしまっている人は依然として多数派だ。こんな感覚さえ崩れている日本人だから、めがねの官房長官がそれぞれの年金納付の状況は個人情報だってわけのわからないこといって平気な顔をできるんだろうな。未納っていう社会のルールに背いたことも個人情報だって。閣僚の資産公開と同じ次元で語っている。公人ってなんだろう。こんな人が官房長官在任期間最長だから、申告制がきちんと適用されないのだろう。どうしてこうも社会的な意識が低いんだろう、この国の人たちは。そういうと、息苦しいって言われるんだよねきっと…。

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