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心を踏みにじる

 自分の心が踏みにじられた経験があって、そんなことをするまいと思っているとしても、うっかりと生きていると人の心を踏みにじることだってあるのだと思う。

 それは罪深いことなのかもしれないけれど、軽重の差はあれ、現によくおきていることなのだと思う。しかし、少しずつでも癒されていれば、人は耐えられる。本当は踏みにじった人からの直接的な癒しが効果的なのだろうが、気質の問題などで対話が出来ない関係性では、それは難しい。
 その結果、人は係わり合いを遠ざけて一人で生きることに向かうか、理解し会えるもの同士が徒党を組むということになるのだろう。

 その意味で、孤独な研究者は、辛い道を歩むこともある。真理の探究はそもそも孤独な作業である。探求する対象に思いを馳せると、常に裏切られ続けるから。

 また、踏みにじっていることに気づいていても、踏みにじらねばならないこともある。
 それは、その人の生命力を信じ、よりよい生き方のバランスの模索をしてほしいという思いでもあるのだろう。

 しかし、性急に解を求めようとするのは無理がある。刹那的な美の探究は、タナトスへの欲求である。
 それはそれで一人生なのかもしれない。しかし、それが悲しみを振りまくことをわかってほしい。

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Comments

はじめまして。突然すいません。

Dr.Peaceさんのブログ、リンクをさせていただいても良いでしょうか。
どうぞ ご検討くださいませんでしょうか。

お返事お待ち申し上げております。


Posted by: 花世 崇(はなよ こう) | July 10, 2007 at 08:49 AM

花世 崇 さま

コメントありがとうございます。
わたしのBlogはリンクフリーですので、ご遠慮なくどうぞ。

なお、PeaceでなくてPeaseです。
#平和主義者というわけでもありません:-)

よろしくお願いします。

Posted by: Dr. Pease | July 10, 2007 at 12:59 PM

ありがとうございます。
お名前のスペルを間違えてごめんなさい。

Dr.Peaseさんのブログ、ぐいぐい引きつけられてしまいます。
今後ともよろしくお願い致します。

Posted by: 花世 崇(はなよこう) | July 10, 2007 at 04:09 PM

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