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孤独を感じるとき

 高校の友人と久しぶりに都内某所で酒を飲んだ。彼は、半官半民の上場企業に勤めるサラリーマン。職場を訪れたことはないものの、彼の語るその言葉から、その仕事っぷりはたいしたものだと想像し、いつも敬意を表している。
 昨晩はふとした流れで街で夜を明かした。こんなことをするのは本当に久しぶりだ(彼は初めてらしい)が、われながら無駄な時間を過ごしたものだと思う。
 もう少し若い頃は、結構そんなこともしたものだが、当時はあまり後悔することはなかった。友人らと話をすることが沢山あった。私らしく哲学的な話ばかりなのだが…。
 しかし、昨日は、くたびれたのもあるが、後半は会話が薄くなってきた。そのため、どうもお互いにノリが今ひとつで、彼も私もあまり気分がよくない。それはそうだろう。
 そんななか、眠気が襲いつつも、わたしはなぜ、こんな雰囲気になったのかを考えていた。

 もうわれわれは覚悟して人生を生きているということ。それに尽きるように思える。
 それぞれ、10年くらいは今の職に没頭してきてみて、これを突き通すんだという想いがある。だから、言葉を重ねても、行き着くところは一緒。それだけの時間と思いを凝縮して今がある。それを覆すことなんてできないし、する必要もない。はじめのうちはそれを気持ちよく聞く。
 でも、だんだんとどうでもよくなってくる。それを突き詰めた場では共感なんて必要ない。孤独にそれぞれの思いを込めた言葉が、並行し、たまには共鳴しながら流れていく。ああ、結局いつもここに戻ってくるんだ。運命も、自分の働きかけもが交じり合った中に、たいした自由もなく、それぞれがそれぞれに生きている。

 またそれを確認できたことに安心し、彼に感謝すると共に、この仕事を続けていく覚悟を補強することができた。

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